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聴力低下の 程度と種類

聴力低下の 程度と種類

聴力低下の種類や程度は人それぞれです。そして、補聴器の効果も人によって変わってきます。
聴力低下の程度
あなたの聴力低下はどの程度深刻なのでしょうか。それは、あなたが聞くことのできる音のレベルによってわかります。耳鼻科の専門医が、あなたの聴力低下の状態を把握するためにオージオグラムというグラフを作成してくれます。聴力低下の程度は、正常、軽度、中度、高度、重度に大きく分類されます。
聴力低下の種類

あなたの聴力低下は片耳だけですか?それとも両耳ですか?聴力低下を以下の4つの基準で分けることができます。

  • まず、両耳か片耳か。両方の耳の聴力が低下するのが、両耳難聴です。一方、片方の耳の聴力しか低下しないのが、片耳難聴です。
  • 次に、左右で対称か非対称か。左右の聴力が同レベルで同じように低下しているか、それとも、左右の耳の聴力低下のレベルや状況が異なっているかです。
  • 3つ目が進行性か突発性か。時間の経過とともに徐々に悪化してく進行性に比べ、とても大きな騒音にさらされた後のように、何らかの原因で突如として起こるのが突発性です。突発性難聴が疑われる場合は、できるだけ早く耳鼻科の専門医の診察を受ける必要があります。
  • 最後に、変動性があるかどうか。変動性のある難聴は、時間の経過によって改善もしくは悪化の可能性があるのに比べ、症状が安定して変化の可能性が乏しい難聴もあります。